高齢化時代のプリンタインク

デジタル化社会となりペーパーレス化が進んでも紙は一向に減る気配を見せません。かえって増えているような気がします。ネット社会が到来したころ、新聞の折込チラシがそのうち無くなるであろう、と予測した人が居ましたが折込チラシの増減の原因はネットではなく、景気の良し悪しであったようです。企業内や家庭内でもデジタル化は急速に進んでいますが、印刷物も減っているわけではありません。プリンターの機能が進化したことにより、かえって家庭内では印刷を行なうことが増えているような気がします。家庭内で写真を印刷する時代が来るとは数十年前には予想できませんでした。また、いまはパソコンを介することなく、カメラから直接プリンターに繋いで印刷を行なうことができます。これは本当に高齢者の心をわしづかみしたようです。デジタルカメラは見事に高齢者にも普及しましたが、高齢者にとっては写真を撮るのは良いが、そこから先、何をすれば良いかわからなかったのです。


カメラの記憶媒体をプリンターに差込、プリンターで必用枚数を選択してボタンを押すだけで写真が印刷できる、これは元気で遊び好きな高齢者には諸手を上げて受け入れられたのです。高齢者は撮った写真を記録媒体に入れたままにしておく場合が多かったのです。今、最も家庭内で写真を印刷する頻度が高いのは高齢者ではないでしょうか。ただ、この家庭内写真印刷にはちょっとした問題があります。そう、プリンタインクの問題です。写真の印刷は通常の文章の印刷と異なり、大量のプリンタインクを消費します。予備のプリンタインクを買っておけば済むことではあるのですが、高齢者にとってはこのインクを買いに行く行為が面倒らしいのです。店頭まで行くには行ってもプリンターの型番とプリンターインクの記号がわからず、あたふたしてしまうのだそうです。老眼の目にはプリンタインクに記載されている記号が読めないようなのです。いっそ、プリンターや、プリンターインク名を和風の名前にするのはどうでしょう。また、学生割引ならぬ、高齢者特別インクを売り出すのも良いかも知れません。高齢者はお金を持っていますから、割引ではなく、割り増し料金にするのです。その代わりインクの量を増やし、インクの箱の文字や説明文などは、文字を大きくするのです。


高齢者得別割り増しプリンタインクという名称で販売されれば、少子高齢かが進む中、結構販路は開けると思います。